今は日本全国どこでも保険診療でも歯周病治療は受けられます。しかし日本人の歯周病の患者さんが減らないのはどうした事でしょうか?

なぜ歯周病の患者さんが減らないのか?

理由は色々考えられます。
そもそも歯科医師が歯周病治療は時間もかかるのでやりたがらない。患者さまも自覚症状がないのと効果がわかりにくく時間もかかるので受けたがらない。また保険治療で全国どこに行って料金は同じですが医院によって医師の技量や使用する器具の違いにより治療の結果はさまざまになる可能性があります。

しかし私が一番の問題だと思うのは、あまりにも期間と回数がかかり過ぎる事です。
私は利便性の観点から期間と回数がかかり過ぎる事を問題視しているわけではありません。その治療効果の事を問題視してるのです。

保険では治療の期間や回数の制限が設けらています。28本歯がある方が歯周病治療を受けると約11回と約3ヵ月程度かかってしまいます。

歯周病の主たる原因は歯の周りについた歯周病菌による歯肉の炎症とそれに伴い起きてくる骨の吸収です。つまりのこの細菌や細菌が死んで固まったものである歯石を落とし歯肉の炎症をなくし骨の吸収をとめる事が歯周病治療の最大の目的です。

しかし回数をかけて歯周病治療を行うとすでに歯石や細菌を落として綺麗にした部位に対してまだそれを行っていない部分から細菌が再感染してしまう事がわかったからです。
これは常識的に考えても当たり前の事です。例えば車の洗車にしても片側だけ洗車して反対側は洗車しないで反対側は1カ月後に洗車をしたら以前洗車した側はすでに真っ黒になっているはずです。

そこでベルギーのカソリック大學で効果的な歯周病治療の方法が研究開発されました。
それは1日ですべての歯の歯肉の上下関係なく歯石や細菌を取り除くという研究でした。
すると期間や回数をかけて行うよりも歯肉からの出血や歯肉の溝の深度の変化が明らかによくなったのです。

再感染を防ぎ再治療の可能性を少なくする

このように短い期間や回数で行ったほうがより再感染を防ぎ再治療の可能性を少なくする事ができる事がわかったのです。しかしカソリック大學で行った1日ですべての歯に対して行う方法ではあまりにも患者の身体的負担が大きすぎて一般開業医で行うには現実的ではありませんでした。

そこで当院はパーフェクトぺリオの歯周病菌の溶菌効果とライトタッチレーザーの歯石や細菌の除去効果に着目しました。

まずライトタッチレーザーで歯についた歯石や細菌をはがし殺菌を行いそれでも残った細かな歯石や細菌はパーフェクトぺリオを噴霧しながら超音波振動する機器で破壊、除去、殺菌するという2段構えの方法を採用するにいたりました。

この治療期間中及び治療後は家庭用パーフェクトぺリオ水でケアを行って頂く事にしました。この方法であれば1日でなく、多少治療期間(約1ヵ月以内)と回数(2~3回)が増えても再感染を防げます。

※歯周病除菌治療は基本的な治療です。その後再生療法や固定治療を必要となる場合もあります。またどなたも治療を受けられた後は再発防止のためにパーフェクトぺリオとレーザーを用いた定期クリーニングは必要です。