ドクターフィッシュ 2009/2/10

こんにちは群馬県前橋市で歯周病の根絶をめざす歯医者 大川です!
先日公共の温泉「あいやまの湯」にいったことはお知らせしましたがそこにこんな物がありました。水槽の中に魚がいますが金魚つりではありません。
ドクターフィッシュ
この中に足をいれて皮膚の角質層を魚が食べてくれてきれいになるというものです。
皮膚や粘膜は中から表に近づくにつれて角質化してきて最後は魚に食べてもらわなくてもはがれ落ちるのです。
ドクターフィッシュ
口の中の歯肉も同じです。だから多少は熱い物や硬い物が接触しても痛くないのです。
ただしよく歯磨きの仕方で「歯肉をマッサージするように磨いてください」と聞かれている方もいるかもしれませんが本当に歯肉自体を歯ブラシで磨いては絶対にいけません!
いくら表層は角化しているといっても歯肉は皮膚のように硬くはありません。歯ブラシでゴシゴシやったら傷ついてしまいます。
そのために歯肉が退縮してしまっている方も何人もいらっしゃいます。
歯磨きの目的は歯の硬い部分についたプラーク(細菌のかたまり)をこすって取って数を減らすことにあります。
歯周病であれば歯と歯肉の境目付近についている細菌が悪さをするわけですからかみ合わせの部分をいくら磨いても歯周病には効果がありません。
歯周病の予防目的であればその歯と歯肉の境目付近の歯に付いているプラーク(細菌のかたまり)を磨いて落としてくださいね!
しかしこのように磨くと少なからず歯肉に歯ブラシの毛先があたることもあるでしょう。
だから歯ブラシの毛先は軟らかい物を使わなければいけないのです。そうでないと歯肉が傷つきやすいからです。
だから磨き方によって歯ブラシの毛先も変えていかないといけないのですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。 それではまた次回まで。 

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