ウエイトトレーニングの目的別アプローチ

今年からまた筋トレのブログを再開します。今年は約1年間筋肥大についての話題を最新知見と私のトレーニングでの体感も交えて語っていきたいと思います。しかし筋肥大の話をする前にウエイトトレーニングには様々な目的があるために、目的別のトレーニングの方法を整理しおきたいと思います。

まずトレーニングの目的は大きく分けると「筋力増強」「筋持久力」「筋肥大」の3つのカテゴリーに分類されます。そのためにまこれらの目的によってトレーニング方法が大きく異なるため、下記に一般論としてのそれぞれの特徴とトレーニング方法を解説します。

1. 筋力増強(Strength Training)

目的:

  • 最大筋力(1回の最大挙上重量)の向上
  • 高重量を扱える能力の向上

トレーニング方法:

  • レップ数: 1〜6回
  • セット数: 3〜6セット
  • 重量: 85〜100% 1RM(最大挙上重量)
  • インターバル: 2〜5分
  • トレーニング例:
    • バーベルスクワット 5セット × 3回(90% 1RM)
    • デッドリフト 4セット × 4回(85% 1RM)
    • ベンチプレス 5セット × 5回(85% 1RM)

2. 筋持久力(Muscular Endurance)

目的:

  • 長時間の運動に耐えられる筋肉を作る
  • 持久力向上やスポーツパフォーマンスの向上

トレーニング方法:

  • レップ数: 12〜20回
  • セット数: 2〜4セット
  • 重量: 40〜60% 1RM
  • インターバル: 30秒〜1分
  • トレーニング例:
    • ランジ 3セット × 15回
    • 腕立て伏せ 3セット × 20回
    • レッグプレス 4セット × 15回

3. 筋肥大(Hypertrophy Training)

目的:

  • 筋肉のサイズを大きくする
  • 体のシルエットを改善する

トレーニング方法:

  • レップ数: 6〜12回
  • セット数: 3〜5セット
  • 重量: 65〜85% 1RM
  • インターバル: 30秒〜90秒
  • トレーニング例:
    • ベンチプレス 4セット × 8回(75% 1RM)
    • ラットプルダウン 3セット × 10回(70% 1RM)
    • レッグカール 4セット × 12回(65% 1RM)

まとめ

ウエイトトレーニングの効果を最大化するためには、目的に応じた適切な方法を選択することが重要です。筋力増強・筋持久力・筋肥大、それぞれの特性を理解し、自分の目標に合ったトレーニングを実践していきましょう!

次回からは筋肥大に特化した記事をお届けします。

 

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