歯周病の原因はなんだろう?

ここまで読んで頂いているあなたは歯周病の原因は歯の周りについたプラーク(細菌)だというこがお解かりかもしれませんね。
ではその根拠となった話をしていきたいと思います。
まずは歯周病の初期の段階である歯肉炎の原因を調べた研究です。

それは1965年にLoe et alが発表した論文で
「歯学部の学生を対象に何日も歯磨きをさせないでおくとプラークが歯の周りにたまって行くと歯肉炎が起こり、そのプラークを機械的に除去していくと歯肉炎が収まっていくとということが実験により観察された」

という報告がなされました。

このためプラークが歯肉炎の原因ではないかということが判ってきたのです。

これ以降、抗生剤の全身投与やクロルヘキシジンなどの局所投与により歯肉炎がコントロールできることが判り、プラーク中の細菌が歯肉炎の細菌であるという考えが一般化していきました。