歯が長く見えるのは歯周病??
健康な歯ぐきはピンク色をして引き締まっていますが、歯周病にかかると、歯ぐきが赤く腫れて歯みがきの時などに出血するようになります。
これは「歯肉炎」という状態です。この状態ならば、セルフケアを徹底することで症状はおさまっていきますが、適切なケアをせずに症状が進み「歯周炎」の状態になると、歯ぐきがブヨブヨして出血もひどくなってきます。
「歯肉炎」とはあくまでも歯肉に炎症がとどまっている状態です、
ところが「歯周炎」は歯肉だけでなく歯を支えている繊維組織や骨にまで炎症が波及している状態を指します。
歯ぐきが下がってくるので歯が長くなったように見えて、見た目も悪く・・・。さらに進行すると歯ぐきから膿が出たり、アゴの骨がやせ細るために歯がぐらつき始め、最後には大切な歯が抜け落ちてしまう!なんてことにも。そこで、早めに歯周病を見つけるためのセルフチェックです。あなたはいくつチェックがつきますか?
*** その歯周病サイン、見逃しません! ***
★歯ぐきがムズムズしてかゆい ★歯が浮くような感じがする
★歯がぐらぐらする ★歯ぐきが変色してきた ★口臭がする
★歯ぐきを押すと血や膿がでる ★歯が長くなったような気がする
★歯ぐきが赤く腫れて出血がある ★歯石がある ★口の中がネバネバする
いかかでしたでしょうか?
残念ながら1つでもチェックがついてしまった方は、歯周病の疑いがあります。
悪化させないうちに、一度、歯科医院で検査をしてもらうことをおすすめします。
また、〔☆喫煙をする ☆糖尿病にかかっている ☆ブラッシングを丁寧にしていない ☆唾液の分泌量が少なくお口の中が渇き気味 ☆歯並びが悪い ☆歯科の定期検診を受けていない〕などの生活習慣や症状がある方は、上記のような自覚症状がなくても要注意。歯周病予備軍の可能性があります。
日本人の成人の約8割が歯周病である言われています。適切な歯みがきと、歯科医院での定期検診で、いつまでも自分の歯を健康に保ちましょう♪