ヒタヒタと忍び寄る歯周病の恐怖!
歯周病は、歯周病菌が出す毒素によって歯槽骨が溶かされ最終的には歯を失ってしまう怖い病気ですが、初期の頃にはほとんど痛みもなく進行するので、無自覚のまま悪化させてしまうケースがほとんどです。
また、1本の歯だけが歯周病になるというより、お口全体の状態が悪化していくため、短期間のうちに次々と歯がグラグラしはじめるなんてこともあります!
しかし、症状が軽いうちに治療すれば、歯ブラシ1本で健康な歯と歯茎を取り戻せる確率も上がりますので、下のような症状がある方はぜひ歯科医院で早めに診てもらってください。
☆先手必勝!歯周病セルフチェック☆
◎歯磨きの時に出血する ◎口臭が強くなった気がする
◎歯肉がムズムズする ◎歯肉が赤くはれぼったい
◎歯と歯の間に食べ物がよくはさまる
上記のような自覚症状がある方は、すでに歯周病にかかっている可能性が大きいです!!
生活に支障がないからと放置せずに、ぜひとも早めに歯科医院の戸を叩いてください。
また、1日に数回歯を磨き、特別症状が出ていなかったという方でも、初期~中程度の歯周病だったという報告例もあります。加えて、タバコを吸う方(歯肉の血行が悪化)や、ストレスを溜めている方(免疫力の低下)、よく噛まずに食べる方(唾液の分泌不足で歯周病菌が繁殖しやすい)は、さらに歯周病のリスクが上がります。
このように、歯周病は普段の生活習慣に大きく左右されるうえ、女性においては女性ホルモンの影響で歯周病が悪化しやすいとも言われます。
歯周病には日頃のメンテナンスに加え定期的な歯科検診が重要です。歯周病菌を寄せ付けない元気な口腔環境を一緒に作っていきましょう!