子どもにも忍び寄る歯周病の恐怖!
歯周病というと中年以降の人がかかる病気と思われがちですが、実はそんなことはありません。子どもたちのなかにも、歯周病の初期症状である「歯肉炎」にかかっている子が意外と多いのです。
厚生労働省の調査でも、実に10才以上の子どもの2人に1人が歯肉炎にかかっていることが分かっています。子どもがかかる歯肉炎にはいくつか種類がありますのでご紹介しましょう。
ウチの子、もしかして『歯周病予備軍』?!
◆「萌出性歯肉炎」/永久歯が生える時に歯ぐきに痛みや腫れがでる歯周炎です。一時的なものなので、歯が生えてくるにしたがって自然とよくなります。
◆「不潔性歯肉炎」/歯に付着するプラークが原因で、歯肉が赤くなって腫れ、出血や痛みなどがある一般的な歯周炎です。口呼吸をしている子どもの場合、口の中が渇き気味になり、食べかすや細菌を洗い流す唾液が十分に働かなくなり、さらに悪化するケースも!
◆「思春期性歯肉炎」/10~15歳ごろにかかりやすい歯周炎。これは、お口の中の不衛生に加えて、思春期のホルモン分泌の変化によって炎症がさらに進み、症状を悪くするものです。
◆「若年性歯周炎」→罹患率0.1%以下の特殊な歯周病。早い子では15歳くらいから発症します。ほとんど症状がないまま急速に骨を破壊していく恐ろしい病気です。
不潔を原因とする歯肉炎の対策としては、
- ブラッシングを十分にしてお口のなかを綺麗にする。
- 固い物を食べて自浄作用のある唾液を十分に出す。
- 歯科医院で定期的に磨き残しをチェックしてもらう
- 砂糖が入っている清涼飲料水のダラダラ飲みを止める(砂糖によりプラークが増えやすくなります。また虫歯にもなり易いです。)
- すでに炎症のある場合は、やわらかめのハブラシを使ってやさしく磨くことです。
気になる症状がある場合は早めに診てもらってください。歯周病対策はこどもの頃から始まっています!

