糖尿病患者に歯周病への注意を呼び掛けようと、無料歯科検診と講演会が15日、十条リハビリテーション病院(南区)であった。歯周病は近年糖尿病の合併症として認知されるようになり、医科と歯科の連携強化を目指す同区の医師らが初めて開いた。今後、患者紹介や情報交換を通じて、糖尿病や歯周病の早期発見や治療に役立てる。

糖尿病患者は歯周病罹患(りかん)率が高く重症化しやすいとされ、歯周病治療を行うことで糖尿病の改善も報告されているという。府歯科医師会南支部は今年、「糖尿病歯周病プロジェクトチーム」(13人)をつくり勉強会を開催してきた。世界糖尿病デー(11月14日)に合わせてイベントを企画していた「サンスター」が協力を申し出て開かれた。

歯科検診には同病院の糖尿病患者約30人が参加。歯科医の上田賢氏は「歯周病は単に歯茎の病気というだけでなく体にかかわってくる」と注意を呼び掛けていた。

(歯科医療未来へのアーカイブスⅤ より)