メチルメルカプタンって何ですか?

メチルメルカプタンは、お口の中の細菌が発生させる揮発性硫黄化合物のひとつで、口臭の原因となるものです。

口臭の原因物質といわれるものは、硫化水素、ジメチルサルファイド、そしてメチルメルカプタンの主に3つありますが、中でもメチルメルカプタンは、「野菜が腐った臭い、魚の血生臭い臭い、トイレの臭い」などと言われるくらい、強烈な臭いを発する物質なのです。

ちなみに、硫化水素は卵の腐ったような臭い、ジメチルサルファイドは生ゴミのような臭い、キャベツの腐ったような臭いと言われます。

日本人の多くの人が罹患している「歯周病」ですが、悲しいかな、歯周病の方からはその強烈な臭いを放つメチルメルカプタンが多く発生するといわれています。

しかし、心配後無用! しっかり歯周治療を行えばこの「歯周病」による口臭はなくなります。

歯周病の方は、自分の歯を失う危険に加えて、口臭というイメージダウンになる要素も抱えてしまいますので、しっかり治療・予防をしていきたいですね。

歯周病は気が付きにくい病気なので、定期的な歯科医でのチェックが重要です。健康な歯とともに、お口の臭いにも気をつけていきましょう!

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